「あいであ・らいふ」の士業紹介特集

頭で設ける時代kiji

「あいであ・らいふ」の士業紹介特集で、当社の渡邉が新サービスの第1人者としてコメントを致しました。今回はどのようにして顧問料無料が実現できたのか、なぜ可能にしているのかを、分かりやすくご紹介しています。

掲載内容

現在、企業を取り巻く法律問題は厳格になる一方だ。しかし、多くの中小企業は、社内に専門化がいない上に、顧問もいない。極めてリスクが高い中で仕事をしているわけだ。そこで㈱ジャパンオフィスコンサルティング(埼玉県さいたま市)は、中小企業に対して、税理士、社労士、司法書士といった「士業」の先生を一定期間無料で顧問として利用できる『顧問料無料.com』を開始。スタート半年で、100件以上もの顧問客が集まった。

このサービスを始めたきっかけは、「自分たちも困ったからです」と、同社代表の渡邉洋之氏。同社は2年前に設立されたばかり。立ち上げ当初は、手続きに手間取った経験が、顧問の必要性を肌で感じさせたという。

もうひとつの理由は、本業に付加価値が必要だと考えたことだ。渡邉氏は、それまでOA機器の大手販売会社に勤めていた。OA機器販売会社の同業者は多い。こうした中で、どうやって差別化するかをずっと考え続けていたという。"理想のOA機器の販売会社を作りたい"と、渡邉氏は部下と一緒に独立。『顧問料無料.com』の構想は独立前から暖めていたそうだが、実際に自分が独立して困ったことで、必要性を確信した。

『顧問料無料.com』の魅力を高めるポイントは、中小企業に対して、熱心に面倒を見てくれる先生をどれだけ集められるか。そうした先生を、ネットや異業種交流会で探し、大勢を集めたことで、客のニーズに答えられるようになった。ニーズに合致した先生を紹介すれば、将来の有料契約にも結びつくわけだ。「無料といっても、実は、弊社が顧問料を支払っています。将来、有料契約が成立しても、仲介料などは頂戴しません」(渡邉氏)

集まった大勢の先生達は、OA機器が必要な時には、同社を利用する。また自分たちの顧客も次々に紹介してくれたそうだ。同様に、リフォームやHPのデザインをはじめ、たとえば、A社からニーズを聞けば、専門のB社に紹介するなど、こうしたビジネスマッチングを繰り返せば、OA機器が必要なとき、同社に声がかかるわけだ。差別化が難しい分野にあって、従来のやり方にこだわらない柔軟な発想は、多様な業界で応用できそうだ。

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